体質改善と環境

物を持ち上げる腕の機能、情報を分析し記憶する機能、アルコールを分解する機能。身体の機能は多様ですが、機能があるものは使わなければ衰退していきます。しかし、機能させすぎても問題が起こります。つまり「適切」の「継続」が大切ということになります。
体質改善の必要性を感じたことがある方も多いと思いますが、改善するための努力はどこに費やせばよいのでしょう?体質は先天的に獲得した部分と後天的に形成された部分によって成り立つものですから、最大の後天的要因である環境に目を向けてみましょう。
寒い場所で一年間と十年間、それぞれ生活した場合の身体の変化を比較したら、どのような違いが生じるでしょう。皮下脂肪の厚み・代謝率・ホルモンバランス・感受性、少なからず変化があるはずです。寒冷刺激が加わったことは共通なのに、何が違いを生むのでしょう?
それは時間です。長期に渡り加わった新たな環境因子に対して、内部環境を「適切」に保とうと「継続」した時間の分、生じる違いなのです。体質改善もある意味では身体の機能だと言えますが、時間の使い方や選択が結果を左右することがあるのですね。
log No.17,Kimura